メタボリックシンドロームの患者数の割合と推移

平成18年の国民健康調査でのメタボリックシンドロームおよびメタボリックシンドローム予備軍の年齢ごとに占める割合は、

【40~49歳】
男性でメタボリックシンドロームと思われる患者数は、19.3%その予備軍は25.5%。

女性の場合、患者数は3.1%、予備軍は2.2%。


【50~59歳】
男性だと患者数は25.1%、予備軍は27.1%。
女性は患者数が8.4%、予備軍は11.3%に。

【60~69歳】
男性患者数は26.5%、予備軍は27.5%。
女性患者数は16.4%、予備軍は9.7%。

【70歳以上】
男性患者数は28.7%、予備軍が23.6%。
女性患者数は21.5%、予備軍は8.5%

となっています。


また、厚生労働省健康局「平成19年国民健康・栄養調査」においては、


【20~29歳】
男性でメタボリックシンドロームと思われる患者数は、3.4%その予備軍は5.7%。

女性の場合、患者数は0%、予備軍は0%。

【30~39歳】
男性だと患者数は8.5%、予備軍は24.0%。
女性は患者数が0.5%、予備軍は1.6%に。

【40~49歳】
男性患者数は16.7%、予備軍は24.8%。
女性患者数は3.5%、予備軍は4.7%。


【50~59歳】
男性患者数は25.0%、予備軍は25.8%。
女性患者数は6.7%、予備軍は7.4%。



【60~69歳】
男性患者数は36.4%、予備軍は25.2%。
女性患者数は16.3%、予備軍は10.4%。


【70歳以上】
男性患者数は36.9%、予備軍が19.8%。
女性患者数は18.7%、予備軍は11.4%

となっています。



データを見ると、40歳を過ぎると男性の約50%がメタボリックシンドロームの患者および予備軍に該当していることがわかります。 

また、女性も40歳代では患者および予備軍を合わせても10%以下で、それぞれ同程度のパーセンテージを占めていますが、それ以降は患者の割合が増え続け、60歳代になると予備軍よりもメタボリックシンドロームにかかっている患者のほうが多くなるという結果が出ています。